犬より猫かな

先月、イギリスの科学誌『ニュー・サイエンティスト』に載った「犬と猫、優れたペット対決」なる記事が話題になっていた。
11の項目での対決の結果は、6対5で犬に軍配が上がった。
が、自分としては、「脳の大きさは、体重に占める割合にすると猫のほうが大きく、情報処理能力に繋がるという神経細胞ニューロンの数は、犬の１億６,０００万に対し猫は３億である。」ということに納得している。

猫はもともと集団生活しない。
生きる上での様々な場面で、数でカバーできない分、単体の情報処理能力が高くなるのは当然だろう。
だが、それだけではない。
猫は、人の感情を読み取る能力にも優れており、猫なりの表現で精一杯コミュニケーションをとろうと試みている。
犬も猫も両方飼っていたが、猫のことを勝手気ままで、他人はどうでもよいと思っていると感じたことは一度も無かった。
実に細やかで深い愛情を人間の家族にも抱いていたし、この家は自分が守っているから、みたいな使命感を漂わせていたものだ。
ただ、犬よりも分かりにくい表現であるだけだ。

どちらも同じように可愛いく思ったものだが、自分は猫の方により好かれていたように思う。

画像の置物は、ドイツの老舗陶器メーカー（ゲーベル社） による
ロジーナ ヴァハトマイスター。通称ロジーナ・キャット。
このこ達には、ちゃんと名前がある。
Lidia & Lidio　（リディア＆リディオ）というらしい。
名前のせいかどことなくラテン系な雰囲気がして、あくせくした気分ものんびり癒される。

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